電車の中で楽しそうにマンガを読んでいる人、町で見かけるマンガ喫茶、そして読んでしまったマンガをリサイクルする古本屋など、マンガは現代の若者文化の一つと言ってもよさそうです。
現在マンガは日本の出版物の約30パーセントを占めているそうです。発行部数の一番多い一般の週刊誌は約75万部で、マンガ週刊誌の発行部数の第一位はその4倍をこえるそうです。さらに海外でも日本のマンガ雑誌はのびていきそうな気配です。
現在のマンガ・ブームは1990年に出た「マンガ日本経済入門」から始まりました。今では、源氏物語や日本国憲法などいろいろな分野の本がマンガになって、本屋の店先に並んでいます。
企業でもイメージアップやPR効果をねらって、マンガを使ったパンフレットを出しています。また、マンガとは関係のなさそうな大学でも、今では大学案内にマンガを取り入れるところが多くなってきました。
「マンガばかりみるな。もっと活字を読め」という若者の活字ばなれを心配する声もありますが、マンガ人気はまだまだおさまりそうにありません。マンガの持つ見やすさ、簡潔さ、そしてわかりやすさは、日本だけでなく、世界各地でも新たな読者層をつかんでいきそうです。
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